不正駐輪対策について①-1

2023年05月18日

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社長の小宮です。

弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。

今回は、弊社が管理している賃貸マンションの不正駐輪についてお話しさせていただきます。

 

 

 

駅前のビルやマンションを管理している上で、避けて通れない問題があります。

それは「不正駐輪の自転車・バイクの対応」です。

まぁ~ 多いこと、多いこと

 

自宅から最寄り駅まで自転車・バイクを使う通勤・通学者による不正がほとんどなので、駅前物件の宿命みたいなもんでしょうか。

特に弊社エリアの本厚木周辺は、路駐自転車・バイクの取り締まりが厳しい事もあり、駐輪場の不正をほったらかしておくとチャリで溢れて大変なことになってしまいます。

 

 

そんな状況の中、弊社管理物件でも特に酷かったのは、とある単身向け賃貸マンションの駐輪場でした。

その物件で不正駐輪が酷い理由は下記の通りと考えられます。

駅徒歩5分の好立地

前面道路沿いに駐輪場が併設してあり、入口扉もなく常に開放状態

区画割りなどは為されていないため、入居者のものか不正者のものかの判別が難しい

駅近物件なので入居者の足は「車」よりも「自転車・バイク」が主流なので台数がそもそも多い

  併せて解約した入居者が自身の自転車を放置して退去したりするので台数は増える一方

  故に駐輪場にはたくさんの二輪車が常に置いてあり、不正を紛れ込ませやすい

こんな所でしょうか。

 

理由が分かっているなら対策すればいいじゃん

と、お思いの方もおられると思いますが、収益を生まない無料の駐輪場の場合は、費用を掛けてまで対策する事に腰が重いオーナー様が多く、後回しにされがち

本物件もそんな感じで「やらなきゃいけないのは分かってるけど・・・また、いずれ」みたいな感じで半ば放置されていました。

 

当然ですが、そういう状況だと放置自転車が溢れて溜まりに溜まる一方。

毎年のように「いよいよ処分しなきゃな」ってな感じで、使用していない車両の一斉処分をしていました。

 

→入居者には、使用中の自身の車両を指定場所に移動するよう要請

→放置と見られる車両には「処分します」との警告を貼って様子見

→一定期間後に業者に手配して処分する、という流れ。

 

その年に実際に処分した台数は・・・何と駐輪してあった全台数の5分の4!

ほとんど入居者のじゃないやないかーい

え?入居者のって、こんなに少なかったの?

いやいやコレはマズいでしょ

 

と、いう事でオーナー様も本腰を入れて不正駐輪対策を実施する事を決意されました。

 

 

 

はい。今日のところはここまで。

次回は、弊社が実施した不正駐輪対策についてお話しさせていただこうかと思います。

 

 

エリアは狭いですが、弊社でも厚木市・海老名市・伊勢原市近辺であれば管理が可能です。

賃貸住宅の管理先をご検討のオーナー様はお気軽にご相談下さいね。

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