賃貸マンションのウジ虫騒ぎ①-3

2023年07月08日

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社長の小宮です。
弊社では賃貸物件の管理を主に取り扱っています。

 

今回は、前回(ベランダに現れたウジ虫)の続きです。
前回の記事

 

 

 

管理マンションのベランダに発生したウジ虫。
その原因かもしれない心当たりがある私。
今回は「弊社の対応」についてのお話しです。


管理会社としては、何はともあれ困っている入居者への対応をまずは優先。
そして、もちろん原因究明と解決に向けても動かなければなりません。

 

弊社の対応①
ウジ虫の侵入を防げ!
原因となっている根本を断たなければ解決にはなりませんが、その間もウジ虫たちは押し寄せてきます。
お電話いただいた入居者が不快に思っている以上、まずはウジ虫の侵入を防ぐ措置が必要です。
そこで、入居者様には効果が期待できるであろう、下記の方法をご紹介しました。

 

殺虫剤を自室ベランダの両端にムラなく散布する
ウジ虫は這って移動するので、経路となる床面に殺虫剤を散布しておけばバリアになって暫くの間は侵入を防ぐ事ができます。
下図の箇所にムラなく散布すれば効果が期待できるものと思われます。
尚、殺虫剤の種類はゴキブリやハエなどに使う一般的なもので効果があるようです。

 

 

ベランダ図

 

 

漂白剤やお酢を、水で1:1に薄めてスプレー散布する

「薄めた漂白剤」「薄めたお酢」でも同様の効果があるそうです。殺虫剤の匂いが苦手な場合はコチラがよいでしょう。

但し、殺虫剤ほどの効果と持続期間はないので、こまめに散布する必要があります。

尚、漂白剤やお酢はその性質上、ベランダ床面の変色などを引き起こす可能性があるので、濃度や量には注意が必要です。

 

珪藻土、石灰、塩などを自室ベランダの両端にムラなく撒く

ウジ虫は上記素材のような水分を吸収する効果が強いものを忌避する性質があるそうです。

合わせて、それらには防虫効果もある事から有効と言われています。

但し、風で飛んでしまう、雨で流れてしまう、排水溝の詰まりの原因になってしまう、など屋外での使用は微妙です。

また、お隣のベランダを汚してしまう可能性もあるので大量の使用はオススメしません。

 

衣料用防虫剤を自室ベランダの両端に隙間なく配置する

ウジ虫対策には専用の駆除剤という物が存在します。使用場所により顆粒タイプや液体タイプなどあるそうです。

ちなみに、使われている成分が「タンスに入れる衣料用防虫剤」と同じだそうで、つまりは「衣料用防虫剤」を置いておくだけでも効果があるという事です。

ベランダを汚さず、匂いもしないので気兼ねなく実施できますが、屋外でも効果が期待できるかどうかは微妙です。

少なくとも殺虫剤などと比べると効果はだいぶ低いとの事です。

 

 

弊社の対応②

全入居者宛てに注意喚起の通知を発行

お次は原因の根本への対策です。

明らかに疑わしき人物は頭に浮かんでいますが・・・

まずは全入居者宛て通知として様子を見てみます。内容は以下の通りです。

 

自室ベランダの確認

ゴミが置かれていないか、動物が入り込んで死んでいないか、などを確認してもらい、対応を促す。

 

ベランダを清潔に保つよう依頼

生ゴミや動物の死骸がウジ虫発生の原因になる旨を説明し、今後の再発を予防する。

 

 

はぁ・・・これで自覚して対応してくれればいいんですが・・・

誰とは言いませんが。

 

 

 

はい。今日のところはここまで。

次回は、「その後」についてお話しさせていただこうかと思います。

 

 

エリアは狭いですが、弊社でも厚木市・海老名市・伊勢原市近辺であれば管理が可能です。

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